院試が終わりました

2014-08-22 Fri 21:12:12 JST
posted by hadrori

東工大の院試がありました.今年(H27年度入学)から計算工学(通信情報工学)専攻の記述試験の方式が変更になったのでそのことに触れながら少し振り返りたいと思います.

A日程とB日程

東工大の院試にはA日程とB日程があり(専攻によってはB日程のみ),A日程は学部の成績が良い順にだいたい40人ぐらいが受験資格を与えられます.

A日程は筆記試験がなく,希望の研究室が空いていればそのまま内定するので勝ち組です.希望の研究室が空いていなくてもその時点で空いている研究室を希望することもできますが,僕はA日程は不合格にしてもらってB日程を受験することにしました.

B日程は筆記試験があり,その成績順に希望の研究室に入れるかどうかが決まります.去年までは7題から4題解答する形式でしたが,今年から5題で全問必答になりました.

どちらも面接がありますが形式的なものです.A日程では研究内容を聞かれましたが,B日程では希望研究室できまりと伝えられるだけでした.

計算工学と通信情報工学の試験は合同で,問題も混ざっているので必答ということはどちらの範囲も全て勉強しなければならなくなったということです.

勉強期間と勉強方法

だいたい2週間でやりました.受験者の平均ぐらいの勉強時間だと思います.本当はもっと前から始めるつもりでしたが気づいたら2週間前でした.

勉強はH18からH25までの過去問をやりました.院試では各分野の基本的な部分ばかり問われるので,過去問を解きながら基礎的なものを思い出す(+暗記しなきゃいけないものを覚える)作業をしてました.

電子回路の講義は取っていなかったのでそこだけ過去の問題の傾向から必要そうなものだけ教科書を読み込んで講義の期末試験の過去問を解きました.

これで十分だと思いまます.試験期間中は勉強以外のことをやると心の何処かで院試のことを考えていて何も心から楽しめませんでした.

筆記試験当日

試験前々日がすごく寒くて風邪を引き直前2日間なにもせずにすごしたまま試験を迎えました.

会場の冷房が効きすぎていて上着を持ってくればよかったなあと思いました.

試験開始後すぐに全ての問題の確認をすると去年まで出題率の高かった確率と統計,電子回路,通信理論,オートマトンがなくビビりましたが,1問目が高校数学レベルの線形代数だったのでそれから取り掛かりました.

はじめ問題を誤読していて別の計算をしていたがすぐに修正できました.すこし計算する量が多くて結局1時間近く使ってしまい焦りながら大問5を読みました.

大問5は問題を解くアルゴリズムとその計算量に関する問題だったので瞬殺でした.

大問4.序盤はカルノー図書いて回路書くだけでした.しかし結構複雑になってしまって綺麗に書くのに時間がかかってしまいました.後半は選択問題で傾向と違う感じでしたが大体前後の文から正しい解答は推測できるタイプだったので問題はなかったです.

大問3.少し時間が気になり焦り始めます.序盤はやるだけでしたが中盤以降が全然わからなくて思考が停止しました.

大問2.大問3はしょうがないので捨てました.しかし大問2に至っては最初の問題からうまく計算できず詰んでしまい戦意喪失していきました.結局大問2は白紙で提出しました.

面接当日

面接有資格者のリストに番号があって一安心しました.早々に名前を呼ばれて希望研究室に入れることを聞き,そのまま終了.

結果

場合によっては第一希望の研究室に通らないかもなあとか思っていましたが,面接に呼ばれる順番が7だか8番目ぐらいだったので無事第一希望に内定しました.

感想

出題傾向が変わってあんまり院試勉強の意味がなかった気がします.2,3はみんな解けていなかったようなので,1で差がつく感じだったっぽいです.

また5に関しては有名な問題だし,直前にゼミでもやっていたので楽勝感が尋常じゃなかったですが,普段プログラムをあんまり書かないタイプの人(通信情報の人とか)には難しかったのかもしれないです.

あと解く順番の選び方がうまくいきました.学部受験から時間が経っているので問題を解く感覚を忘れているかと思いましたがそうでもなかったみたいです.競プロのおかげでしょうか.

結局人々はまともに勉強していないので基本的な問題だけ取れるようにしておけばなんとかなる感じでした.

それでも計算工に合格できても希望の研究室に入れない事例を何人か見たので,希望の研究室に行きたい場合はちゃんと勉強するに越したことはないと思います.